初心者と上級者。男性と女性が織り交ざったフットサルチーム「F.C.UTARI北海道」。
そんなMIXチームで、誰もが試合中に出来ることとはなんだろうか?
■ゲーム中の心構え
相手のプレーを尊重する。
チームメイトの選んだ判断、犯したミスに対してどう受け止めればよいのか、また何をすべきか?
ひとのプレーを否定するのはやめてほしい。
「絶対的に正しい」 プレーをできない者が、誰かに対して「絶対的に間違い」 だと言えるだろうか?
そして、そもそも絶対的に正しいプレーというものは存在しないのがスポーツだ。
例えプレー中のその瞬間の出来事が「自分だったら出来た」、「自分だったらこうした」と言ってみたところでその時、その場所、その局面にいたのは自分ではない。
そのプレーヤーが自分の能力と状況を判断してやったことが、その局面でのベストな判断なのだ。
もし、それがミスとなったのならそれは本人が一番よくわかっているのだから、自分で反省し、修正するはずだ。
特にサッカー・フットサル経験者の方には常に理解してほしいと思う。
■声を出す
最も簡単な行動だが、初心者には非常に勇気のいる行動ではないだろうか?
そして良きチームは意識せずともおのずと出来ている。
ここでその目的と意義をもう一度再確認し、有効に使えるようにしたい。
『声を出す = 指示を出す』 では無いことをまず理解してほしい。
フットサル経験者が周りに対して試合中、指示を出したり、アドバイスを言うことは非常に重要となる。
が、初心者や経験の浅いプレーヤーにとっては指示を出すことは難しいと思う。
初心者の方々には是非、声を出してほしい。
誰かがシュートを決めたら・・・ 「ナイスシュート!」
シュートを外したら・・・ 「ドンマイ」、「おしいっ!」
まずはここから初めてみよう。
チームみんなが声を出すだけで試合の流れを呼び込むことが出来るのだ。
試合中の声出し、指示出し。
間違ったって構わない。
なぜなら私たちはフットサルのプロではなく、ストイックにフットサルを行う集団でもないのだから。